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バリ島で1泊ののち、バリ島のデンパサールから、ウジュンパンダン、ビアクなどを経由して、イリアンジャヤ州の州都ジャヤプラに到着。
翌日、ここからは30数人乗りの双発プロペラ機に乗って南を目指す。
現地旅行社のインドネシア人ガイドも同行した。
まもなく濃いジャングルが眼下に広がり始めた。
太平洋に注ぐマンベラモ川の上流のタリタトゥ川がジャングルを縫って、クネクネと大きく蛇行している。
バリウム川が見え始め、高度を下げると、ポッンポッンとキノコ型の民家が見え隠れした。
約1時間の飛行ののち、ワメナに到着した。
空港の柵に寄りかかって見物しているダニ族その平均高度が約3000メートルで、最高峰のジャヤ山は5030メートルもある。
赤道直下に氷河の発達がみられるというのがニューギニアの最大の特徴だ。
東半分は独立国のパプア・ニューギニアで、最近観光化、近代化も徐々に進んでいる。
西側のイリアンジャヤの中央高地に住む高地人の文化は、パプア文化のなかでも、最も古い状態を示すものだ。
私がイリアンジャヤにこだわる理由もその点にある。
「ナヤック(こんにちは対男性)、ラオック(こんにちは対女性)」とあいさつを交わすと、あのなつかしい体臭が漂ってきた。
空港の建物も来るたびに立派になっている。
夕ーミナルビルはキノコ型のダニ族の家風にはなっているが、鉄筋コンクリート造りのビルだ。
観光客はホテルなどの受け入れ態勢が不十分だからまだ少なく、それも欧米人が中心で日本人はごくまれだという。
しかし、ジャカルタ在住の日本の商社マンが、4人の家族連れで同じ便に乗り合わせていた。
歩いてホテル・バリウム・ワメナに案内される。
初めてワメナに来たときは、空港前に平屋のアパート式のホテルが1軒あっただけで、粗末なスプリング・ベッドのみの病室のような部屋が並んでいた。
このホテルはとっくに姿を消し、2度目に訪ねたときは、すでにホテル・バリウム・ワメナが建っていた。
外観こそダニ族の家風のキノコ型で、イネ科の植物で屋根を葺き、外側の壁面も板張りだが、なかに入ってみるとモルタル造りの近代的ロッジで、ベッドルームニ室とバスルームがある。
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